cadera

壁に居場所をつくる

cadera(カデラ)は腰壁の家具システムです。
腰壁を解釈し直すことによって、腰壁と家具のあいだのような存在を目指しています。厚みを持たせて立体的にすることで、単なる仕上げ材ではなくあえて存在感のあるボリューミーな腰壁にしました。その天板は小さい棚(ウォールスタンド)として使ったり、手摺の代わりにもなります。また、同じ高さのカウンターにつなげることで、室内に広がりを与えることができます。
設置や解体が簡単にできるようにつくられているので、既存建物への設置にも適しています。大きさの違う木材を規則的に積み上げることで、ランダムで自由な印象を生み出しています。

<2015, 株式会社イトーキ, 株式会社HUG>